先日、母が定期預金を解約するので銀行へ一緒に行きました。
その銀行で何気なしに言われたことについて思ったことがあったので、今回はそのことについて書いていきます。
トイレが新しくなりピカピカになりました
実家のトイレのパイプの水漏れがひどくなってきたので、トイレを新しくすることになりました。
ちなみに築30年以上のトイレで、ウォシュレットを備え付けただけで、一度も修繕したことがありませんでした。
むしろ30年以上もよく持ってくれた方ですね。
工事業者に頼んで2日かけて工事ををしてもらい、今どきの新しいきれいなトイレになりました。
内装もきれいになり、とても爽やかなトイレにしていただきました。
工事をしてもらっている昼間はトイレを使うことができなくて、近くの公園やコンビニのトイレを借りに行かないといけないので、結構大変でした。
銀行員と一般人のギャップが笑える
工事費用を支払うためのお金を用立てるため、母と一緒に銀行に行きました。
母は銀行で定期預金を解約して工事費用にするそうです。
解約の手続きをしてもらっているとき、銀行の方がこんなことを言われました。
「すごくいいときの定期預金ですね。今の金利の20倍ですね」
母は愛想笑いをしただけで、定期預金を解約してもらい、工事費用だけを現金でもらって残りを普通預金の口座に入れてもらっていました。
僕はこのとき、
「20倍って1%以下ですよ!」
ってつっこみを入れたかったです(笑)
1%以下の金利なんて、ただ銀行に預かってもらっている程度の金利です。
母の持っていた定期預金は1%にさえほど遠い金利でしたが・・・。
ちなみに母は8年運用したので解約したときの利息は9,000円くらいでした。
僕は金融の仕事に携わっていたことがあり、昔の金利のよかった時代の凄さを知っているので、ここ数年の金利なんて雀の涙ほどしかないのを知っています。
昔は10年預けると倍になって返ってくる時代がありました。
お金を預けて利息だけで生活している人もいましたからね。
今では考えられない話です。
現代人は利息なんて期待していません。
ずーっと低金利で期待ができない現状ですよね。
貯金は最悪の選択だったりする
さてさて、ここから僕がこの記事を書きたかった本題です。
前振りが長くなりましたが、前振りがないと本題の説明の深みがありません。
僕は基本的に貯金をする思考がありません。
驚かれるかもしれませんが、別に収入の全部を浪費するわけではありませんよ。
収入はできる限り投資に回しています。
投資と言っても株やFXをしているわけではなく、自分の将来に役に立つスキルに投資しています。
「投資」という言葉を聞くと恐れ、目をそむける人が大半で、日本人は働いて得てお金をせっせと貯金し、貯金していることを美徳とする傾向が非常に強い人種です。
ただ生活しているだけならそれでもいいですが、自由を手に入れることを考えた場合、貯金をいくら頑張っても、その貯金があなたを自由にしてくれることは何十年経ってもありません。
頑張った貯金を寝かしていると物価変動により資産価値が下がる可能性もあります。
お金と言うものは買い物をするなどして、何かと交換したときに初めて意味を持ちます。
自由を手に入れようとしたとき、「貯金」は実は最悪の選択だったりします。
さらに無料でやろうとすると、どうしても遠回りになります。
自分の力で稼げるスキルを身に付けるために投資した方が、早い段階で自由を手に入れることができます。
つまりお金を働かせるのです。
お金を働かせる人と、お金を働かせない人の資産の差は、将来的に大きく膨れ上がります。
お金は頑張って貯金するものではなく、資産を構築するために投資すべきで、
「気が付けば貯金ができている」
こうあるべきです。
逆に言うと、自由を手に入れて収入が生活費を上回れば、勝手に貯金が膨れ上がっていきます。
だから僕は金利なんてどうでもいいですし、銀行の方が言ったことにもまったく関心がなかったわけです。
まとめ
金利で生活できる時代なんてやってこないし、現代人は金利なんてまったくあてにしていません。
銀行の方が思っているほど、人は金利なんて興味がありません。
貯金をすることは生活が潤いと思われていることは幻想であり、実は最悪の選択だったりします。
貯金より投資という思考を身に付けた人が莫大な資金を手にしています。
貯金は勝手にされているもので、頑張ってすることではありません。
ぜひ、あなたのお金に対する価値観の参考にしてみてください。