パレートの法則って聞いたことはありますか?

80:20の法則・2:8の法則とも言われます。

僕がブログ運営やネットビジネスをしていく中で、このパレートの法則が仕事の行動力に大きく影響していると痛感することがよくあります。

そもそも仕事の行動力ってなかなか湧き出てきませんよね?

もしパレートの法則を理解して仕事の行動力が激変したら、いいと思いませんか?

今回は、パレートの法則を仕事の行動力に活かせるように図や例で解説します。

パレートの法則ってなんじゃい?って方から、パレートの法則ごときで仕事の行動力が変わる?え?そんなまさかまさか!?って方まで必見です!

 

パレートの法則を図と例で解説してみよう!

パレートの法則とは、物事を構成する要素が全体に占める割合には偏りがあり、複数要素のうち一部だけで全量の大部分の割合が占められているという見方のことです。

 

[voicel icon=”https://suzunoneiro.com/wp-content/uploads/2017/04/rabbit_doubt.jpg” name=””]そんな言い方では難しすぎて分からへんわ![/voicel]
[voicer icon=”https://suzunoneiro.com/wp-content/uploads/2017/07/hidehirofurukawa.jpg” name=”古川 英宏”]そうですね。僕も分かりません(笑)[/voicer]

 

学術的に解説されても理解できないので例を出して、図も使って解説してみましょう。

 

まずは、お金を富と表現して例えてみます。

お金持ちと言われる富裕層は社会全体の2割です。

その2割の富裕層が社会全体の8割の富を有しています。

逆に言うと、富裕層でない8割の低所得層は社会全体の富の2割しか占めていません。

つまり、富裕層は社会全体で2割しかいないのに、社会全体の富の8割を有していて、低所得層は社会全体の8割にもいるのに、社会全体の富の2割しか占めていないという比率がパレートの法則です。

 

その他、パレートの法則がよく用いられる事象の例として次のようなものがあります。

 

  • ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
  • 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
  • 売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
  • 仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
  • 故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
  • 所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
  • プログラムの処理にかかる時間の80%はコード全体の20%の部分が占める。
  • 全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。

 

↓ 図で表すとこんな感じになります。

パレートの法則

 

引用元:Weblio辞書

 

このようにパレートの法則は、全体のごく小さな割合が、結果的に大きな割合になっていることということです。

経済以外にも自然現象や社会現象など、たくさんの事例に当てはめられることがあります。

 

パレートの法則は誰が発見した?

パレートの法則は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見しました。

ヴィルフレド・パレート

引用元:Wikipedia

 

↓ 『人生を変える80対20の法則』という名前で単行本も出ています。

 

僕の経験から痛感する8:2の法則

ここからは、僕の今までの人生経験から痛感する8:2の法則を紹介します。

この僕流の8:2の法則を知っていないのと知っているのでは、仕事においての行動力が激変してしまうはずです。

これは、『僕の人生経験に基づく8:2の法則』であって、「これってパレートの法則の8:2じゃないだろう!」というツッコミはなしでお願いします。

 

では、話を進めていきます。

例えば、僕が評判のいいシャンプーを買ってみて使ってみると、翌日から髪にツヤが出て、サラサラになったことを友達10人に話したとします。

その10人にうち、「買ってみようかな?」と思う人は、2人しかいないようです。

つまり、行動してみようと思う人は、10人中2人で8人の人は行動しません。

 

これは、「なんとなくそうかな」と考えられますよね。

 

 

では、本題は次です!

 

メールアドレスを入力するだけで、『ブログを3ヶ月続ければ必ず成果の出る無料ノウハウ』というプレゼントページがあったとします。

必ず成果が出るので、ノウハウ通りにブログを3ヶ月運営すれば、絶対に成果出るノウハウです。

必ずなので、絶対なのです。

(※ 実際には、こんなノウハウはありません)

 

10,000人のお金を得ることに興味がある人が、このノウハウプレゼントページを見たとします。

お金に興味があるのに、10,000人中2割の2,000人だけしか登録せずに、8,000人は何もなかったかのように日々の生活に戻りました。

登録した2,000人のうち、プレゼントを手にしてみると300ページもあったので、最後まで読んだ人は、2割の400人だけでした。

最後まで読んだ400人のうち、ブログを開設したのは、2割の80人だけでした。

ブログを開設した80人のうち、ノウハウ通りに3ヶ月ブログ運営した人は、2割の16人だけでした。

その16人は、必ず成果が出るノウハウなので、ブログで大きな成果を得ることができました。

 

10,000人が、ノウハウプレゼントページを見たにも関わらず、成果が出るまでやり続けた人は、たったの16人です。

16/10000・・・、つまり0.16%です。

 

 

この例により、僕が何が言いたいかと言うと、

人は基本的に行動しません。

 

なぜ行動しないのか?

面倒だからです。

 

 

人は、「楽しいこと」「楽なこと」「簡単なこと」には行動します。

しかし、重い腰を上げないといけないことには行動しません。

だって、面倒だからです。

 

  • 「メールアドレスを入力することは面倒」
  • 「長時間かかるノウハウを読むのは面倒」
  • 「ブログを開設することは面倒」
  • 「3ヶ月もブログを書き続けるのは面倒」

 

じゃあ、あなたは何をすればいいのか?

人は面倒なことをするのが嫌いなので、逆にあなたは面倒なことをすればいいのです。

 

  • 「ブログを更新し続けるのは面倒だな~」
  • 「凝った画像を作るのは面倒だな~」
  • 「自分だけのオリジナティのあるコンセプトを考えるのは面倒だな~」
  • 「LPを作るのは面倒だな~」
  • 「ステップメールを作るのは面倒だな~」
  • 「販売ページを作るのは面倒だな~」
  • 「セミナーの準備するのは面倒だな~」

 

面倒と思うなら、全部やりましょう!

 

何度も言いますが、人は面倒なことはやりません。

だから、あなたがやればやらない人とどんどん差が開きます!

 

でもモチベーションが上がりません・・・

モチベーションが上がらずできない場合は、とにかくやってみることです。

「とにかくやってみる」は、脳科学でも証明されていて、できないと思っていてもやり出すと脳がやる気になります。

 

  • ブログを書く気分になれなくても、とにかくパソコンの電源を入れてみましょう!
  • パソコンの電源を入れたら、とにかくインターネットを立ち上げてみましょう!
  • インターネットが立ち上がったらWordPressにログインしましょう!
  • WordPressにログインしたら新規投稿をクリックしましょう!
  • 新規投稿をクリックしたら何を書くか考えましょう!

 

さっきまでブログを書くモチベーションじゃなかったのに、なんだか「何か書こう」という気分になってませんか?

 

[voicel icon=”https://suzunoneiro.com/wp-content/uploads/2017/04/cat.jpg” name=””]なんだか書けそうな気がする・・・![/voicel]

でしょでしょ!

 

これなんです!

 

あなたがやる気がなくても、とにかくやってみることで意外にも脳が勝手にやる気を出して勝手に行動させてくれますよ!

 

ぜひ、「本当に?」と思ってもでもいいので、試してみてください。

 

まとめ

大昔の経済学者が発見したパレートの法則があります。

ちょっと違うかもしれませんが、僕の人生経験からの8:2の法則を紹介しました。

しかし、人は本当に面倒なことが嫌いです。

そこであなたが成果を出すために面倒なことをどんどんやりましょう!

やりたいけどモチベーションが上がらないときは、とにかくやってみることです!

 

ぜひ、あなたの仕事の行動力の参考にしてみてください。