Googleアドセンスプログラムポリシーの中でも特に注意しないといけないことが、コンテンツガイドラインの中の禁止コンテンツです。
ペナルティを受けてしまう方は、禁止コンテンツの禁止事項に違反している場合がほとんどです。
禁止コンテンツの禁止事項は、少し難しい表記ですが、まったく知らないのと知っているのとでは、ぜんぜん違いますので、こういうのが禁止なんだと把握しておくことが本当に大切です。
今回は、禁止コンテンツを詳しく解説していきますので、初心者の方、すでに利用している方でもしっかり把握ために目を通してみてくださいね!
コンテンツガイドラインで禁止されているコンテンツ
- ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
- 暴力的なコンテンツ
- 自分自身または他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
- 個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
- 人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ
- 過度に下品な言葉使い
- ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
- 望ましくないソフトウェアのポリシーに違反するソフトウェアや他のコンテンツ
- 不正なソフトウェアやアドウェア
- 違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
- 絶滅危惧種から作られた製品を宣伝、販売、広告するコンテンツ
- ビールやアルコール度の高い酒類の販売
- タバコやタバコ関連商品の販売
- 処方箋医薬品の販売
- 武器および兵器や弾薬(銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど)の販売
- 授業や講義の課題や提出物の販売、配布
- ユーザーに報酬を提供して、広告や商品のクリック、検索、複数ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
- その他の違法なコンテンツ、不正行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ
詳細説明がされている禁止コンテンツ
- アダルト コンテンツ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
- アルコールに関連したコンテンツ
- タバコに関連したコンテンツ
- ヘルスケアに関連したコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連したコンテンツ
- 暴力的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連したコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ
参考:禁止コンテンツ
禁止コンテンツのジャンルに含まれる内容のことを記事にすることが、すべて違反するわけではなく、ブログの内容、作り方、見せ方によって大丈夫な場合もあります。
ただし、「大丈夫」という解釈は人それぞれ違い、あなたが「大丈夫」と思っても、Googleが違反と判断すれば、それはアウトです。
もし、これらのジャンルでブログを書かなればならないなら、しっかり把握しておくことをおすすめします。
一番気を付けて欲しいのはアダルトコンテンツ
アダルトコンテンツとは、モロにアダルトな内容を想像すると思いますが、アダルトを連想するものも含みます。
アダルトコンテンツであるかないかのどうかは、「子どもに見せても問題がないかどうか」「職場の同僚の前で閲覧しても恥ずかしくないか」といった基準を目安にしていますが、基準はそれぞれ人によって違うので難しいところです。
しかし、Googleアドセンスは全世界に広告配信されるため、安全性や健全性が保たれているため、一律にコンテンツ要件が課されています。
意外にも、このような女性の水着の画像や男性が裸の肌を露出した画像も違反対象です。
なので、グラビアアイドルのことを記事として書くときは、水着の画像を使った方が読者さんによりイメージしてもらいやすく使いたい思いがあると思いますが、洋服を着ている画像を使ってください。
男性の場合も同じく、鍛え上げられたムキムキの男性の方の記事を書くときも、裸の肌が露出した画像はやめておきましょう。
水着画像のDVD販売の商品画像などのリンクを掲載するなどのときも気を付けましょう。
その他にも、挑発的なポーズ・わいせつなポーズや乳房・尻・股間の拡大表示を含む画像・動画も性的欲求を刺激するコンテンツと見なされます。
また、性的な助言・性機能向上もダメです。
性的能力改善、性感染症に関連すること、妊娠・出産・家族計画について性に関して医療アドバイスすることなど性に関わることも意外にもアウトなので気を付けましょう。
そして、アダルトコンテンツと見なされる単語にも気をつける方が無難です。
さらに、ブログ記事のコメントとして送られてくるアダルトスパムコメントも対象となりますので、コメントは承認制にして、WordPressプラグインAkismetを必ず有効化しておきましょう。
薬物、アルコール、タバコ、医薬品関連のコンテンツ
薬物関連コンテンツ
- 精神状態を変える、または「興奮」状態を誘発する物質の宣伝
例:コカイン、覚醒剤、ヘロイン、マリファナ、コカイン代用物質、メフェドロン、合法ドラッグ
- 危険ドラッグの使用を補助する商品やサービス
例:パイプ、吸引パイプ、大麻ショップ
- 危険ドラッグの製造、購入、使用方法を指南するコンテンツ
例:薬物の使用に関するヒントやアドバイスを交換するフォーラム
- 危険ドラッグと薬物関連のコンテンツポリシーに従っていないコンテンツを参照先とするリンクの掲載
違法な薬物に該当する麻薬および麻薬関連器具の販売や宣伝はアウトです。
海外で合法な薬物でも日本では許可されていなければダメです。
薬物依存から解放するための薬物リハビリテーションを奨励するページや危険な薬物・ドラッグの歴史(アヘン戦争など)に関する情報ページは許可されています。
アルコール関連コンテンツ
- アルコール飲料のオンライン販売
- 過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒の宣伝
アルコールコンテンツすべてが禁止されているわけではなく、次のようなコンテンツは許可されています。
- バーやパブの店舗案内
- アルコール飲料会社がスポンサーになっているイベントを宣伝するページ
- アルコール関連ブランドの商品を宣伝するページ
- アルコール飲料の生産や製造に関連する情報を含んだり、商品を販売したりするページ
ただし、アルコールを促進する内容は、許可されていません。
例えば、ビアガーデンのイベントの紹介記事を書いた場合、イベントの紹介は大丈夫ですが、「暑い季節になりいよいよビールがおいしい季節になりました」や「夏はやっぱりビールを飲みに行きましょう」などの一文は、アルコールを促進している内容になるため控えておきましょう。
タバコ関連コンテンツ
巻きタバコ、葉巻、タバコパイプ、巻紙など、タバコやその関連商品を販売・宣伝しているページは許可されません。
ただし、「禁煙を促進・アドバイスなどをするページ」や「タバコに関するページであるが販売に該当しない情報ページ」などは大丈夫です。
医薬品関連コンテンツ
最近ではネットでも、お薬を買うことが許可されましたが、Googleアドセンスでは処方薬販売のコンテンツは禁止コンテンツに該当します。
- 処方薬のオンライン販売
・例1:処方薬の販売(アフィリエイト プログラムを経由する場合を含む)
・例2:オンライン薬局
・例3:オンラインのドラッグストアや薬局へユーザーを誘導することが主たる目的のページ
- 未承認の医薬品とサプリメントの販売
・例1:宣伝が禁止された医薬品とサプリメントのリストにあるすべての商品
・例2:医薬品有効成分や危険な成分を含有するハーブ系サプリメントや栄養補助食品
・例3:未承認の医薬品やサプリメント、または規制薬物と混同する可能性がある名前の商品
ただし、処方薬での販売ではなく「市販薬を販売するページ」や未承認の医薬品とサプリメントの販売ではなく「未承認の医薬品とサプリメントに関する情報ページ」は許可されています。
販売に関連する禁止コンテンツは、アフィリエイトプログラムも含まれるので、注意してください。
報酬プログラムを提供するコンテンツ
「広告のクリックやウェブ サーフィン、メールの閲覧といった作業を行ったユーザーに対して支払いや報酬を約束するページ」は禁止コンテンツに該当します。
- クリック報酬提供ページ
- 閲覧報酬提供ページ
- 自動閲覧ページ
- 「検索による募金活動」を謳うページ
- 検索報酬提供ページ
これらについて許可されていません。ただし、報酬型アンケートページやキャッシュバックページなど、特定の行為に対して報酬を支払うページについては、許可されています。よく利用することになる可能性の高いアフィリエイトプログラムなどは許可されているので大丈夫です。
暴力的なコンテンツ
読者さんを不快にさせる、人間として反するコンテンツはもちろんですが、実は自殺や殺人に関するコンテンツも禁止されています。
ニュースを掘り下げてブログ記事にする場合、自殺や殺人の内容の記事にGoogleアドセンス広告を掲載することは違反対象になります。
その他、誰が見ても不適切と思われるコンテンツに関しても禁止です。
キャンブルに関するコンテンツ
ギャンブルサイトの掲載も違反対象なのですが、ギャンブルコンテンツを全面的に禁止しているのではなく、パチンコや競馬などの情報ブログも含まれると思う人が多いかと思いますが、禁止されているコンテンツは「パブリックなギャンブル」だけで、公営ギャンブルの情報ブログなどの掲載は禁止事項ではありません。
その他の禁止コンテンツ
これは以外にも禁止事項に該当する場合がありますので、禁止コンテンツを参照に、危険そうなコンテンツは、できれば記事にしないことが無難です。
滅多にないことですが、あなたが禁止コンテンツでないと思っているにも関わらずGoogleの判断でペナルティを受ける場合があります。
その場合は、不服申し立てをすることが可能です。
Googleスタッフが協議をしてくれて、協議結果報告の連絡をもらうことができます。
まとめ
健全にブログ運営していてもペナルティを受ける場合の原因は、禁止コンテンツをしっかり把握していなく違反対象になる場合がほとんどです。
禁止コンテンツは、たしかに解釈が難しかったり、説明が不十分であったりします。さらに禁止コンテンツの内容が更新されていることもあります。あなたはGoogleアドセンスを利用している側なので、禁止コンテンツの把握をしておく必要があります。
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Googleアドセンスについて、完全に把握してもらうために、まとめページを作成していますので、順番に見ていかれることをおすすめしています。
⇒Googleアドセンス登録申請方法から広告設置まで&その他応用まとめ
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ぜひ、あなたのGoogleアドセンスの利用の参考にしてみてください。